【ヒルクライム】都民の森に行って来ました! 暑さと、もちろん坂にもやられた20km
こんにちは。スイカです🍉
お盆休みの後半、乗鞍に懲りずに近場の都民の森に行って来ました。
天気予報では都内は35℃くらいだったので、少しでも涼しいかと思って山を目指したわけです。
朝8時に車で家を出て、9時半くらいからスタートできればいいと思っていたのですが、キャンプに来た人達の渋滞で、目指していた駐車場に着いたのは11時😭
気温はすでに33℃。
坂にも弱く、暑さにも弱いおっさん。
コースはこんな感じ。距離20km、獲得標高772m、平均勾配3%、最大10%。
乗鞍の平均勾配が6%だったので、大丈夫かな。
まあ、とりあえずスタート。
ヒルクライムでは、始めに余裕があるからと言って、調子に乗らないことが大切とネットに書いてあったので、のんびりペースで進む。
スタートから5km地点。
酒屋さん横の自販機で飲み物を買って補給。
それほど疲れてはいなかったけど、まだ先は長いので早めの休憩。
大人だから無理はしないのさ。
元々かなりの汗かきなので、すでにジャージから肌が透けるほどの汗。
ビブショーツのブラひもで、大事なところはかろうじて隠されている。
10分ほど休憩して、再出発。
乗鞍と違って、途中に割と長めの下りがあって、足を休められる。
でも、待てよ。
平均勾配3%って、下りも含めての数字かな?
てことは、上りだけの斜度はもっとあるのかな?
などと考えながら進む。
さらに5kmほど進んだところで、また休憩。
そろそろ暑さに体がやられて来ている。
バス停の小屋の日陰で体を休めながら、調子に乗って坂道にやって来たことを少しだけ後悔。
少しだけね。
再出発。
また休憩。
都民の森の口コミを見ていると、みんな「最後の3kmはきつい」と書いている。
坂道の3kmって長いよ。おっさん大丈夫か?
あれが最後の3kmかな?ってところで休憩。
あの上に見えてる道を走るの?
やめとく?
いや、行く!
ここからは写真を撮る余裕もなく、途中で1回休憩して、なんとかゴール。
ヒルクライムだからって、足つきなしとか、休憩なしとか、そんなことは気にしない。
登ることに意義がある。とおっさんは思う。
自分が楽しければいいのさ。
坂道は辛いけどね。
到着してしばらくは動けず。
友人が飲み物を買って来てくれる。
お昼も食べていないけど、お腹が空いていなくて、補給用に持って来ていた羊羹を食べる。
少し回復したので、記念写真。
帰り道。都民の森を出発してすぐのところからの写真。
いい景色じゃないか。
空と緑が綺麗。
帰りは下りだから楽なはずだけど、少し長めの上りもあるのでおっさんにはしんどい。
とはいえ、帰りはあっという間に駐車場に到着。
水道で頭から水をかぶってリフレッシュして、車で都内まで帰りました。
ヒルクライムって、しんどいし、苦しいし、辛い。
なんでこんなことしてんのかな?ってペダルを回しながら思う。
でも、ゴールした時の達成感が、いい。
次はどこを登ろうかな。
【ヒルクライム】乗鞍までキャンプとサイクリングに行って来たよ!』
こんにちは。Suikaです。
お盆休みに、ロードバイクに乗り始めた頃から憧れていた乗鞍に行って来たので紹介します。
【1日目】
東京から車で乗鞍を目指して出発。渋滞やら何やらで6時間くらいかかって、乗鞍BASEというキャンプ場に到着。
空は快晴、気温は25℃くらいで、気持ちいい高原の風が吹いていました。
このキャンプ場に2泊して、なか日に乗鞍エコーラインを自転車で登る予定。
キャンプ場にはお盆休みでたくさんの家族づれが来ていて、僕は友人と二人で、小さなタープとテントを設営。
受付のお姉さんから、熊除けの鈴を渡されて、ちょっとビビる。
お気に入りのソロストーブキャンプファイヤーで焚き火。
二次燃焼って凄い。煙が出ません。
ただ木を燃やしてるだけなのに楽しいし、癒される。
ぼけーっとして、ぶどうを食べて、またぼけーっとする。
ソロストーブキャンプファイヤーにシンデレラフィットする
イワタニの焼肉プレートで焼肉。
お腹がいっぱいになったあと、空眺めたり、
ランタンと会話したり、
そんなことしてたら、あっと言う間に夜になって、
明日に備えて早めに就寝。
【2日目】
朝。空が綺麗。
乗鞍頂上も晴れているといいなあ。
適当に朝ごはんを食べて、乗鞍エコーラインに挑戦する心の準備。
今日のコースは下の通り。
ヘタレなので、車で行ける一番上の駐車場、「三本滝」まで車で移動。
本当は、乗鞍観光センターからスタートするのみたいですが
いや、おじさんだし、貧脚だし、坂嫌いだし。。。
それでも13km、900mUpの道のり。
三本滝レストハウス前で、記念写真。
愛車のデローザSKはエアロロードで山登りには不向きですが
そんなこと言ってると
自転車よりも
お前が不向きなんだろ!と声が聞こえて来そう。
だって、こんな山登ったことないんですもん。
とにかく、覚悟を決めて出発。
平均勾配6%と言うけど、スタートして早々からおじさんにはめっちゃしんどい。
ゴールすることが目標なので、全く急いではいないのに、呼吸が苦しい。
もしやこれは、空気が薄いのか?
そんな体験は初めてなので、よくわからん。
もう無理!ってなって、わずか2km地点で一旦休憩。
そう、景色を撮るために止まったのさ、って顔で呼吸を整える。
東京ではなかなか見れない景色が見えているけど、頂上はもっと凄いはず。
しばらく休んで再出発。
出発したはいいけど、すぐに呼吸が。
はあはあ言いながら進むこと2km。
スタートから4km地点でまた休憩。
おいおい、おっさん大丈夫か?と自分でも突っ込みたくなる。
だって、川が綺麗だったから、写真撮ろうと思ってさ。と休む。
道端で休憩していると、何人ものローディーが軽々と登っていく。
ここはマイカー規制されているので、バスと少しの関係者の方の車しか通らない。
これが後々おじさんの味方に。
さて、行くか、やめとくか、いや行こう。
この後、さらに2回くらい写真撮影と偽っての休憩。
とはいえ、体が慣れたのか、勾配が緩くなったのかわからないけど
最初の4kmほどはしんどくない。
で、なんとか8km地点の位ケ原山荘に到着。
ざっくりな地図を見て、自分の位置を確認。
ふむふむ。ここまでで8km進んで、550m登ったのか。
正直に言うと、この時点でこれまでの自分の登りの記録を更新。
こんなに坂道を走ったことない。
畳平まであと5km。360mのupなら行けるかも。
補給を済ませ、今年分の勇気を全部集めて再出発。
空気が薄いとか、初めての領域とか、アラフィフとか、そんなの関係ねえ(古)。
ここまで来たら絶対に登頂して、絶景を眺めてやる!と自分を鼓舞する。
九十九折ではなるべく外側を通り、勾配がきついところでは蛇行で足を労り
何も考えないようにしながらペダルを回す。
あ、木が減って来た。これが森林限界か。すげ〜。
と写真を撮りつつ呼吸を整える。
荒涼とした景色の中にも、なんとかの花が咲いている。
晴れていたらどんな景色なんだろ。
曇っていてもすげー綺麗だし、雄大。
自転車に乗る人たちが来たがる気持ちがよくわかる。
自分が登ってきた道を振り返ってニヤける。
勇気と力が湧いてくる。
ここからはもうちょっとなはず。
でも勾配がきつい。
「ひーめ、ひめ、ひめ、好き、好き、大好き♪」って歌っても、全然早くならない。
降りてくるローディーに、「もうちょっとですか?」と聞くと
「もうちょっと。あのカーブの先がゴール。頑張って」と神様みたいな返事。
カーブ曲がってゴールじゃなかったら、追いかけてデコピンしてやる
とか思いながら曲がると本当にゴールでした。
着いたあ!乗鞍登れたー!最高!
頂上は雲で真っ白。
でもいいのさ。
おじさん的には、登れたことが何より嬉しい。
また晴れた日に来たい。次は観光センターから。
いや、無理はしない方がいいから、三本滝でいいか。
池?大きな水溜り?もうっすらとしか見えないけど
やっぱり景色が違う。
あ、池なんだ。ごめんなさい。
それにしても嬉しいし、楽しい。エンドルフィン出まくり。
レストハウスでお蕎麦を食べる。
頂上は13℃しかないので、温かい物が美味しい。
最後に記念写真。
本格的に山に登ったのは初めて。
坂バカとか呼ばれている人達が、火星人に思えていたけど
自転車で山を登るって楽しい。
あんなに苦しかったのに、何度も引き返そうと思ったのに
でも諦めなくて良かったあ。
また晴れた日に来たいなあ。次はどこに登ろうかな。
あれ、山に魅せられたん?俺。
みなさま、乗鞍は最高です。
自転車乗りなら一度は行くべきです。
坂とか山が嫌いかどうかは、自転車で絶景を見に行ってから決めるべきです。
と、偉そうなことを言ってしまいました。ごめんなさい。